こんにちは。野田小枝子です。医師であれば誰もが,外国人の患者さんに遭遇するかもしれない時代になってきました。東京女子医科大学では,希望する学生に,外国人模擬患者さんによる模擬医療面接の実習を行っています。ここでは,その経験を基に,英語での模擬医療面接で欠かせない簡単なフレーズを紹介していきます。「英語で診療なんてとんでもない!」という人にこそ,このシリーズはお勧めです。
※iPhone, iPadでは「Download」をタップすると音声が出ます。
<社会歴を聞く>
Doctor: Is your work pretty stressful?
仕事のストレスは多いですか。
Patient: I think so.
多いと思います。
Doctor: Has your environment changed recently?
最近環境の変化がありましたか。
Patient: Yes, I moved from Wisconsin to New York City.
はい。ウィスコンシン州からニューヨーク市に引っ越しをしました。
Doctor: Is your work hazardous?
お仕事は危険を伴うものですか。
Patient: Not in particular.
そうではないです。
Doctor: Are you under a lot of pressure?
今かなりプレッシャーがかかっていますか。
Patient: Actually yes. My projects haven’t been successful.
はい。私の企画があまりうまくいっていないんです。
【解説】生活や職場環境の変化,仕事のプレッシャーについて,しっかり情報を得ておく必要があります。今回で社会歴は終了です,次回からは女性特有の問題を聞いていきます。